先週の話

先週(11/3,4)、陸前高田「みんなの家」壁塗りボランティアで体験できたことで、最も印象的だったのは、現地の人のパワー。
3.11から間もなく2年という歳月が経とうとしているなかで、厳しい現実を目の当たりにするのと同時に、現地の人々のみんなで頑張ろうとする気持ち、本当の人間らしさ、人間の底力のようなもの、身にしみて感じた。
冗談ばっか言ってるおじさん。
仮設に住んでいる人たち。
仮設居酒屋で食事してる家族。
ここにいる人たちの殆どが、家を流され、財産を殆ど失い、身内や知り合いが津波に流され亡くなっている。
相当な辛い思いをしている人たち。
だけどそれを乗り越え今を生きている。
実際に被災した現地の人々と関わったのは1年ぶりくらいで、どれくらい復興が進んでいるのかとか、どんな暮らしをしているのかなんて楽観的に捉えてた。
みんなガンバって生きてるんだなって、かなり他人事のように思ってて、震災から時間も大分経ち、地震のことについて考えることも殆どなくなっていた。
そんな時に行った被災地。
外国みたいだった。
another skyで見たミャンマーみたいな。
みんなが地域のために頑張って生きている世界。
底知れるコミュニティ、人間の力、適応力。
人間てすごいなと。